警視庁物語 七人の追跡者

シリーズ第7作。 青白い額に漂う濡れた黒髪。ゾーッとするような女の扼殺死体が、マンホールから発見された。情事か? 物盗りか? 警視庁捜査陣は、ベテラン刑事を動員して直ちに捜査を開始した。被害者の身許は、マネキン人形製造会社の事務員。二十六才、子持ちの未亡人で会社の給料を銀行から受取りに行ったまま、行方不明になったもの。会社の同僚は被害者がオパールの指輪をしていたというが、銀行の事務員は金を引出しに来たときは、ヒスイの指輪をしていたという。捜査陣はこの食い違いが事件の鍵ではないかと考えた。この指輪と赤い風呂敷包みが死体から紛失していた。

ShareSNSでシェアしよう!

TOP